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【統計調査】 6・2％減の109兆円／23年度建設工事受注動態
2024/05/10建設時事
建設メール
国土交通省がまとめた2023年度の建設工事受注動態統計調査報告によると、受注高は109兆3751億円で前年度比6・2％減となった。元請受注高は72兆3188億円で同5・7％減、下請受注高は37兆563億円で同7・1％減となった。
元請受注高をみると公共は同1・0％増、民間は同8・4％減となった。工事種類別では土木工事20兆4660億円（前年度比2・6％減）、建築工事44兆699億円（同7・8％減）、機械装置等工事7兆7830億円（同1・2％減）といずれも減少。業種別では設備工事業が15兆7456億円（同4・4％増）で増加となったが、総合工事業、職別工事業は減少となっている。
1件500万円以上の公共機関からの受注工事額は21兆6994億円で、前年度比0・7％増。前年度比で増加したのは地方の機関で市区町村が6兆4392億円（前年度比2・7％増）、地方公営企業2兆4218億円（同95・4％増）となる他はいずれも前年度比でマイナスとなった。工事分類でみると、道路工事が5兆7266億円で最も多い。
民間等は、建築・建築設備工事の1件5億円以上の工事受注額が14兆1756億円となり、前年度比4・1％増加している。受注工事額が多いのは住宅で3兆5613億円だった。1件500万円以上の土木・機械装置等工事は受注額8兆9115億円で同11・1％減となった。受注工事額が最も多いのは機械装置等工事で4兆5405億円だった。
