見たもん勝ち ～建設業応援団～
【アクセス】 アプリ開発へ／仮設安全監理者の点検で
2024/05/23業界動向
建設メール
 |
|
近藤理事長
|
全国仮設安全事業協同組合（アクセス、近藤昌三理事長）の第24回通常総会が22日、都内の鉄鋼会館で開かれ、建設職人基本法とその基本計画をメインとする2024年度事業計画などが決議された。事業計画には、仮設安全監理者の点検アプリ開発を盛り込んだ。
仮設安全監理者が実施している安全点検チェックを、アプリの活用により現場の改善箇所見える化と、関係者間の意思疎通のスムース化を図ることがねらい。年内のリリースを視野に入れ、実証へ向けた現場での試行も検討している。
就任2年目の近藤理事長は、「昨年、建設職人基本法の基本計画見直しが行われ、具体的施策が打ち出された。われわれにも大いに関係あることなので、一生懸命努力し活動してまいりたい」と決意を示した。
さらに、「労災を減らす目的で、仮設安全監理者制度も充実強化などに関して、検討小委員会による協議を重ねてきた。その報告書がとりまとまった。それにより足場からの墜落転落事故の撲滅に寄与していきたい」と思いを語った。総会参加者は61人だった。
