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【道建協】 予算額確保などに尽力／見坂茂範氏に推薦状を手交
2024/07/02業界動向
建設メール
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推薦状を手にする見坂氏と西田会長（右）、
左は増田副会長 |
日本道路建設業協会（道建協、西田義則会長）は27日、東京都中央区の東京建設会館で見坂茂範氏へ2025年の参議院議員選挙に向けた推薦状手交式を催した。見坂氏は、第27回参議院議員通常選挙へ立候補を予定しており、道路建設業界の課題として、諸経費の高騰に対応した公共工事予算確保を進め、賃金の行き渡りなど、課題解決に尽力するとした。
西田会長は「道路建設業の発展に尽力していただいている佐藤信秋参議院議員の3期目の任期は25年に満了となる。見坂氏をその後任候補として、道路建設業協会の職域代表として推薦する。見坂氏は国土交通省に在籍していたころから、アスファルト合材の適切な価格等について、尽力をいただいたことがある。今後も道路建設業がより魅力ある産業とするために寄与していただくことを期待している」とあいさつした。
見坂氏は「国交省に在籍していた頃は、道建協の人たちと意見交換をし、業界の課題について把握しているつもり。これからは業界の支援を受ける立場として国土交通省に、業界の諸課題解決へ、必要なことを訴えていく」と決意を語った。
その後、道路建設業界の課題について「資機材や人件費などの高騰に対応した適切な価格による事業量の確保が最優先だと考えている。特に舗装関係の発注は減少傾向にある。道路メンテナンスの安定的な発注に必要な予算の確保へがんばっていきたい。品質の向上も賃上げも、不当に安い価格の受注をなくすところからだと考える。適正な価格で高品質な仕事をしてもらう事が大事だと考える」と見解を述べた。
