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【関東経産局】 現場主義徹底し地域奔走／佐合達矢新局長が就任会見
2024/07/16インタビュー
関東地整発
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就任の抱負を述べる佐合新局長
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関東経済産業局は12日、佐合達矢新局長の就任会見を行った。「歴代の局長は現場主義を掲げて、実際に地域を走り回っていた。太田前局長は先人が築いた現場主義を徹底して、バージョンアップして私にバトンを渡していただいた。本省よりも地域に近い局の役割を果たすため、さまざまな地域の企業を訪問したい」と抱負を述べた。
さらに「中には、関東経済産業局のことを良く知らない人もいらっしゃるので『営業の切り込み隊長』として現場に出ていきたい。そして自治体、金融機関、支援機関など外部とのつながりを深めて、企業をサポートできれば」と意欲を示した。
管内の印象については「1都10県を有しており日本のGDPの4割以上を占める経済圏。自動車関連産業をはじめとして、情報通信、医療機器サービスなど多くの産業が存在している。また、トップレベルの技術力を持った企業や豊富な研究機関があり、それを支える人材が豊富な地域。一方で人口減少地域も混在しており、日本全体の縮図」との認識を明らかにした。
前職の日本政策金融公庫の経験から「融資という継続的な契約関係がある金融機関が持っている情報の厚みは大きい」との意識を持つ。「現場の課題を本省にしっかりと伝え、政策立案に役立ててもらう」と話した。
【略歴】さごう・たつや
1991年通商産業省入省。商務情報政策局流通政策課長、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局参事官、日本政策金融公庫特別参与、同取締役などを歴任し、7月1日付で現職。東京大学経済学部卒。神奈川県出身。56歳。趣味は「数年ぶりに再開した」バスケットボールで、若い人たちと一緒に汗を流している。座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」
1991年通商産業省入省。商務情報政策局流通政策課長、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局参事官、日本政策金融公庫特別参与、同取締役などを歴任し、7月1日付で現職。東京大学経済学部卒。神奈川県出身。56歳。趣味は「数年ぶりに再開した」バスケットボールで、若い人たちと一緒に汗を流している。座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」
