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【技能検定】 23年度は35万人余が合格／とびの受験申請多く
2024/07/30積算・資格news
建設メール
厚生労働省は2023年度の技能検定実施状況を明らかにした。131職種で実施しているもので、35万6162人が合格し、技能士となった。特級から基礎級まで8等級が設定され、全等級合計で、ファイナンシャル・プランニングが最も受験申請者が多く、機械保全、とび、機械加工などと続いている。
23年度の受検申請者数は80万9672人で、前年度比6・9％減。合格者数は前年度比1・0％減となった。合格率は44・0％で前年度より2・6ポイント増加した。職種別で最も受検申請者数が多い職種はファイナンシャル・プランニングで47万2050人。等級別で最も受検申請者数が多い等級は2級（中級相当）で、30万3003人。
技能検定131職種のうち、建設関係は造園、さく井、冷凍空調調和機器施工、とびなど32職種。
等級別で申請数をみると特級は機械加工、機械保全、仕上げ、建設機械整備の順となった。1級ファイナンシャル・プランニング、機械保全、塗装、とび、防水施工と続く。
等級に区分していない職種で、1級相当の技能および知識となる単一等級は、路面標示施工の申請者が一番多かった。
技能実習生を対象とした随時2級は婦人子供服製造、とび、プラスチック成形、鉄筋施工、塗装の順。随時3級はとびがトップ。基礎級もとびが最も申請が多いことから、技能実習生向けではとびの申請数が上位にある。
