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【新技術】 優秀賞3件など／国土技術開発賞決まる
2024/07/31建設時事
建設メール
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斉藤国交相（右）から表彰状
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国土技術研究センターと沿岸技術研究センターが主催し、建設分野に関係する優れた新技術を国土交通大臣が表彰する「第26回国土技術開発賞」の受賞技術が決まり、31日に表彰式が行われた。今回は27件の応募の中から国土交通大臣賞として、優秀賞3件、創意開発技術賞1件のほか、入賞（選考委員会委員長表彰）で1件が栄誉に輝いた。
主催者を代表して国土技術研究センターの徳山日出男理事長があいさつ。受賞者をたたえるとともに「社会資本の整備・管理においては、それを下支えする技術開発の推進は極めて重要」と話し、「受賞された技術を始めとする優れた技術の開発と活用が促進されるよう、引き続き努めていく」と決意を示した。
来賓を代表して斉藤鉄夫国土交通大臣が「受賞された技術は、いずれもわが国が直面する建設産業に関する課題の解決に大きく寄与するもの」とたたえるとともに、「さらなる研究開発、建設技術推進の向上に引き続き尽力、協力いただきたい」と要請した。
優秀賞に輝いたのは▽後方回転・自走式手延機解体装置=横河ブリッジ（千葉県船橋市）▽地盤改良工法の自動打設システム=不動テトラ（東京都中央区）▽高耐久超低騒音舗装=首都高速道路（東京都千代田区）、ニチレキ（東京都千代田区）―。
手延機解体装置は、橋梁の送り出し架設工法で、クレーンを使用することなく解体できるもの。自動打設システムは深層混合処理工法で大型地盤改良施工機で初めてとなるもの。超低騒音舗装は、損傷対策型小粒径ポーラスアスファルト混合物で開発した。
優秀賞に選ばれた技術は、ものづくり日本大賞（内閣総理大臣表彰）の候補として推薦される。
そのほか、入賞は、フラップゲート式可動防波堤の開発（日立造船、大阪市、東洋建設、東京都千代田区）。創意開発技術賞はマンホール鉄蓋取替工法（シー・エス・ケエ、名古屋市）が受賞した。
