見たもん勝ち ～建設業応援団～
【技術政策WG】 リードする自覚を／小澤座長が思い語る
2024/08/29インタビュー
建設メール
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中間とりまとめへの思いを語る小澤座長
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国土交通省の社会資本整備審議会・交通政策審議会分野横断的技術政策ワーキンググループで座長を務める小澤一雅政策研究大学院大学教授が、中間とりまとめまでの議論を総括してコメントした。国交省に対して一番伝えたいことは「国のインフラに関わる技術というものをリードするという自覚を持って頑張っていただきたい。今までのやり方を変えるぐらいのつもりでやってほしい」。
また、戦後に建設省ができた時を引き合いに出し、当時はインフラを復興させて整備するため、ゼロから仕組みや制度、財源などつくってきた。それと同じぐらいの状況だとし「災害が減るわけでもなく、国民の生活を守り、産業の発展を支える基盤としてインフラをどのように守り、発展させていくのかという意味では大事なところがある。新しい技術を使うのは手段であり、最終的には良いインフラを作って、良いサービスを提供できるか」だと語った。
また、中間とりまとめに関しては「i-ConstructionやDXがスタートし、今までの仕組みや基準等を含め、やり方を変えていかなければならないという議論が行われており、その後押しすることとになると思う」。
国交省は行政機関、発注機関、研究機関という3つの立場があるが「国の技術開発をリードする発注者として役割を持ってほしい。そういう意味で、最初にその技術を使う。それをリードしていけるような仕組みや体制を考えて欲しい」とした。
