見たもん勝ち ～建設業応援団～
【日建連】 安全管理について学ぶ／火薬類管理講習会を開催
2024/09/06業界動向
建設メール
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管理徹底を呼び掛ける木村部会長
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日本建設業連合会（日建連）の公衆災害対策委員会火薬類対策部会は4日、火薬類管理講習会を東京都中央区の東京証券会館で開いた。69人が参加し、火薬類の事故防止徹底と安全管理について学んだ。
木村雅哉部会長は開会に当たり「火薬類の事故や盗難は、一歩間違えると大きな社会的被害をもたらす。火薬類の取扱いに関しては厳しい管理レベルが要求されていることを銘記のうえ、気を緩めることなく、火薬類取締法令と火薬類管理自主基準を順守し、火薬類消費現場の安全管理の徹底と、事故防止に万全を期するよう、お願いする」と受講者たちに呼び掛けた。
その後、5人の講師が講義を行い、火薬類の管理と事故防止に関する施策の知見を深めた。講師とテーマは次の通り
▽小池勝則氏（経済産業省火薬専門職）=火薬類保安法令の順守について、火薬類技術基準等の見直しについて
▽村田健司氏（戸田建設発破技術顧問、秋田大学火薬学非常勤講師）=電波を発する機器と電気雷管に対する安全
▽中塚漢二氏（全国火薬類保安協会技術参事）=火薬類の事故推移と傾向および2023年の事故
▽杉谷悠行氏（戸田建設、新名神高速道路宇治田原トンネル東工事技術主任）=優良事業場表彰現場の講話・建設工事における火薬類事故防止の取組み、バルクエマルジョン爆薬の研究開発
▽岡田隆一氏（公衆災害対策委員会火薬類対策部会専門委員）=火薬類消費現場の自主管理
