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【佐藤信秋参議院議員】 年内に期間と規模感／実施中期計画早期策定で／国政報告会開き大いに語る
2024/09/25業界動向
建設メール
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佐藤議員が思いを語る
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自由民主党の佐藤信秋参議院議員の第11回国土再生セミナーが25日、都内のホテルニューオータニで開かれ、400人余が参加した。セミナーは、政治ジャーナリストの後藤謙次氏による「自民党総裁選後の政局展望」と題した講演があり、佐藤議員による国政報告が行われた。この中で、国土強靱化実施中期計画について、年末までに何年間でいくら、といった枠組みを示し、年度末から来年度早期に計画を固めたいとの考えを示した。
佐藤議員は国土強靱化との出会いについて、高校2年の時にあった地震の被害から、どうやって乗り越えて行けばいいのかと感じた原点から、これまでを振り返り「防災・減災、国土強靱化は、私にとってライフワークだ」と語った。また、強靱化には2つの意味があり「首都直下地震など大規模な災害に対するもの。さらに、孤立集落や地域をなくすため、がけ崩れ対策などをしっかりやらなければならない」と説明した。
また、日本が30年にわたり成長してこられなかったことに「新自由主義で競争にさらされ、コスト縮減でデフレ構造になった」と指摘した。
任期は来年7月までではあるが参加者へ、18年にわたり大変お世話になったとの言葉も送った。
その後として、今後の衆議院選挙、参議院選挙で議席を離れる二階俊博衆議院議員、林幹雄衆議院議員と3人で「強靱化を勉強する会を作ろうか」と話している。その前に、実施中期計画をしっかりつくると明言。考え方として、年内に何年間でどの程度の規模とするかのフレームを固める。そして、年度末から来年度始めに中身を固めていく、2段階のやり方を求めていると説明した。
会の最後に、建設産業化の組織代表として引き続き、けんざか茂範氏に対する支援を要請した。
