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【自民党・官公庁営繕議連】 必要な予算確保求める／新会長に井上信治議員
2024/12/17建設時事
建設メール
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新たに会長に就任した井上代議士
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自由民主党「官公庁営繕を考える議員の会」の総会が13日、衆議院第二議員会館で開かれた。防災機能の強化や資材価格高騰等への対応といった社会的要請に応えるため、事業実施に向けた官庁営繕関係予算の確保などを求める緊急決議を採択した。また、会長を務めてきた山本有二氏が政界を引退したことを受け、幹事長の井上信治衆議院議員が新会長に任命された。
井上会長は「官庁営繕は、関心の高い分野とは残念ながら言えない。しかし、役所で働く人たち、利用者から、利便性を高めると同時に防災拠点としての価値の向上など、多角的なニーズがある。これに応えられる施設を作っていくことは、非常に重要なこと」と思いを述べた。
ヒアリングでは全国建設業協会から安定的・持続的な公共事業量の確保、長期的な事業計画の策定、他産業に負けない処遇改善などが求められた。公共建築協会からは官公庁施設の防災機能強化、脱炭素社会実現に向けた施策の推進、建築技術者などの働き方改革の推進などを要望した。
緊急決議では、2024年度補正予算で必要かつ十分な予算を継続的に確保することや、25年度当初でも必要十分な予算を確保することを求めること、実施中期計画の早期策定、BIMの活用などDX推進、契約変更の円滑化などが盛り込まれた。
