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【日建連】 新長期ビジョン策定へ／2025年度事業計画公表
2025/03/24業界動向
建設メール
日本建設業連合会（日建連、宮本洋一会長）は24日、2025年度事業計画を公表した。重点方針では、新規に新長期ビジョンの策定・公表を盛り込んだ。
重点方針は8項目。▽新長期ビジョンの策定・公表▽建設事業に係る全ての関係者のWin-Winな請負関係の構築▽防災・減災、国土強靱化、インフラ老朽化対策をはじめとした積極的な公共投資の推進▽建設キャリアアップシステムの促進、経験や技能に応じた適切な労働賃金の実現など技能者の処遇改善による担い手確保に向けた取り組みの推進▽4週8閉所の実現をはじめとした働き方改革の推進▽建設現場のオートメーションなどDXの推進を中心とした生産性の向上▽戦略的な広報活動の充実による建設業の魅力発信▽コンプライアンスおよび安全確保の徹底―の内容。
長期ビジョンは15年に策定して以来の状況の変化などを踏まえ、新たな課題等に対応するべく新たなビジョンを策定する。4月の理事会には中間とりまとめを報告し、外部有識者や他団体等から意見を求めた上で、7月に最終とりまとめをし、公表となる運び。
また、4週8閉所の実現をはじめとした働き方改革の推進、建設現場のオートメーションなどDXの推進を中心とした生産性の向上では、ともに26年度以降に向けて新たな目標を策定する。
各委員会の活動では、新規に鉄道工事の働き方改革の推進の取り組み、改正建設業法に係る課題への対応等を盛り込んだ。
