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【関東地整】 橋建協と年内実施へ／実務者レベルで対話の会
2025/09/25業界動向
関東地整発
国土交通省関東地方整備局は、日本橋梁建設協会（川田忠裕会長）と対話の会（仮称）を立ち上げる準備に入った。双方の実務者レベルで、書類の削減や協議の合理化などをテーマに話し合う形式を考えている。国道事務所などで現場に携わっている職員が参加することを想定。初回は年内に開く方向で調整している。
対話の会の立ち上げは、4日に開かれた意見交換会で橋建協が要望し、同局の橋本雅道局長が前向きな姿勢を示した経緯がある。
橋建協では高速道路会社と対話の会を開いている。橋梁保全をテーマに、受・発注者双方の立場で困り事を認識し、解決策を探っている。各地方整備局とも同様の活動を要望しており、関東地整がまず枠組みを作る格好となる。
同局と橋建協は毎年1回、局長、会長ら幹部による意見交換会を開催。諸課題の解決に向けた議論をする場として重きを置いている。一方、対話の会は実務者レベルを前提に考えている。稼働後は、対話した内容を意見交換会でも取り上げていくといった二階層でのやり取りに発展するケースも考えられるという。
