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【全建】 事業者登録は7割／CCUS活用状況調べ
2025/10/07業界動向
建設メール
全国建設業協会（全建、今井雅則会長）がまとめたアンケート調査によると、72・8％が建設キャリアアップシステム（CCUS）の事業者登録を行い、昨年調査から3・5％上昇した。一方で、活用状況については77・1％が「活用していない」と回答する結果となった。
技能者登録は、46・3％が「全員登録」、25・3％が「一部登録」と答えた。
CCUSは約7割が活用していないものの、23％が「カードタッチを現場管理に活用」、6・3％は「カードタッチを建退共の電子申請に活用」という声があった。
普及促進に向けては、56％が「申請の簡略化」を挙げた。このほかの方策は、47・4％が「技能者・事業者登録料、設備費（PC、カードリーダー）などの費用削減」、28％の「建退共とのデータ連携」など。
事業者登録した理由としては、55・1％が「インセンティブがあるため」、41％の「受注機会を得たかった」、28・9％の「CCUSの普及に協力したいため」などとなっている。
また建退共制度電子申請方式は、14・5％が「使用している」と回答。59・4％が「CCUSの情報は参照せずに、日報等の情報を基に、建退共の就労実績報告書作成ツールに手入力」、25・3％は「CCUSの就業履歴データを参照しながら、建退共の就労実績報告書作成ツールに手入力」などに利用している。
電子申請方式を「使用していない」とした84％のうち、81％が「証紙添付方式での対応に慣れているから」、17・5％は「電子申請方式のやり方がわからないから」と回答した。
