【建設労働需給】 7月も鉄筋工(建築)で不足率大きく
2018/08/27建設時事
建設メール
国土交通省が7月に実施した建設労働需給調査の結果、過不足率は全国の8職種全体で1・4%の不足となり前月から0・1ポイント不足幅が拡大した。8職種中、特に鉄筋工(建築)の不足率が引き続き最も大きく4・6%だった。対前年比の過不足率でも鉄筋工(建築)の増加幅が最も大きい。職種別では全職種で不足傾向にある。
地域別では東北と中国で過剰、中部で均衡、その他地域で不足傾向だった。今後の労働者確保の見通しについては全国・東北地域ともに「普通」となっている。
残業・休日作業を実施している現場数は8職種で手持現場数の4・7%となり、前月と比べて0・3ポイント上昇した。主な理由では「昼間時間帯時間の制約」「前工程の工事遅延」「天候不順」の順に多かった。