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【関東整備局】 測量業者対象の立入検査は19年度も約20者予定
2019/07/19建設時事
建設メール
関東地方整備局が2008年度から実施している測量業者を対象とした立入検査は、19年度も無作為抽出した20者程度を予定する。立入検査は測量法第57条の3に基づき、09年度から関東整備局が独自に毎年夏～秋に実施。適正な運営の確保、測量法・関係法令の周知と啓発活動を目的としている。
検査内容は、執務環境（測量業者登録標掲示含む）や請負契約関係、測量士の常勤関係―など。これまでの検査では▽登録標が掲示されていないまたは内容が更新されていない（更新は5年ごと）▽登録されている営業所の住所が違う―といった事例が確認された。結果は検査後すぐに伝えられ、不備があった場合には速やかに手続きを行うよう促している。
雇用条件の変更で常勤ではなくなった場合や、退職して不在となったケースで代わりの測量士が1人以上いない場合は登録要件を欠くことになる。その際は、遅滞なく変更（営業所廃止）申請書または廃業などの届出書を提出する必要がある。
なお、管内の測量業者登録数は17年度末現在で3481業者。03年度の4188業者をピークに減少傾向にある。
