見たもん勝ち ～建設業応援団～
【電設協】 魅力ある業界へ／会員大会を仙台で開催
2019/10/11業界動向
建設メール
日本電設工業協会（電設協、後藤清会長）の2019年度会員大会が10日、宮城県仙台市内で開催された。494人が参加し、働き方改革による担い手の育成・確保など5つの重点課題に取り組む大会決議を採択した。 開催に当たり、主催者を代表してあいさつに立った後藤会長は「電気工事業界をはじめ建設業界は大きな変貌期を迎えている。課題は多々あるが会員の皆さま方のお力添えをいただき、引き続き行動する電設協として取り組んでいきたい」と強調した。
当日は宮城県の村井嘉浩知事、仙台市の郡和子市長、国土交通省東北地方整備局の佐藤克英局長が来賓として駆け付け、さらなる協会の発展に期待する祝辞を寄せ、大会に華を添えた。
続く基調報告では、人材委員会の下部組織である能力評価基準専門委員会副主査の齋藤衛氏が「建設キャリアアップシステムと能力評価基準」について取り組み状況を説明したほか、山形県山形市に本社を置く東北電化工業社長の會津圭一郎氏が「文系女子から電気工事技術者への道」と題して、女性活躍の成功事例を発表した。
このあと大会決議案の提案と趣旨説明が大会運営委員長で同協会副会長の江川健太郎氏からあり、満場一致で採択され、「夢と生きがいのある電設業界」へ向け、さらなる結束を固めた。
