見たもん勝ち ～建設業応援団～
【都中建】 会員を講師に経営者講習会開く
2019/10/18業界動向
建設メール
東京都中小建設業協会（都中建）は17日、協会会議室で経営者講習会「建設業界から見る働き方改革について」を東日本建設業保証との共催で実施。26人が参加した。 講習会は昨年6月に働き方改革関連法案が国会で成立し、2024年の建設業への適用が迫る中、今後の中小建設業者がどうなるのか、路上工事の実態と受ける影響について勉強する場として設けたもの。
説明者は会員企業の足立裕介氏（足立建設工業）、山口裕央氏（東信工業）、星徹氏（正和興行）の3人。
会の冒頭、山口巌会長は「喫緊の課題は働き方改革への対応と生産性の向上だが、中小企業にとっても解決しづらいテーマ。今までの講習会は外部から講師を招いて行ったが、今回は会員企業から講師になってもらい、生の声をぶつけて今後の一助としていただきたい」と要請した。
続いて足立氏は「本日の講習に合わせ、一年ほど前から協議し、身近な問題を取り上げシミュレーションしてきた。客観性を持って資料等も作ってきたので、温かい目で見ていただきたい」とあいさつした。
講習会では、グループディスカッション等を取り入れながら、建設業に関係する改正ポイントの説明などを取り入れていた。
