【大手50社受注】9月の受注総額が2カ月連続で減少
2019/11/11業界動向
建設メール
国土交通省が発表した9月の建設工事受注動態統計調査(大手50社)によると、受注総額は1兆3899億円で前年同月比6・8%減となり、2カ月連続で減少した。民間工事が減少し、公共工事は増加している。2019年度上半期の受注総額は前年比7・6%減で、民間および公共機関からの受注がいずれも減少だった。
民間工事の受注額は前年同月比9・3%減の1兆465億円で、2カ月連続の減少に。製造業は14・5%減、非製造業は7・9%減だった。
公共工事の受注額は前年同月比5・9%増の2523億円となり、前月の減少から再び増加した。国の機関は全て増え、地方の機関は都道府県のみ増加している。工事種類別では建築、土木ともに増加した。
なお海外工事は前年同月比35・9%減で、3カ月ぶりに減少した。