見たもん勝ち ～建設業応援団～
【全建・全国会長会議】 地域建設業の使命果たす／意見集約し要望書を作成
2019/11/20業界動向
建設メール
全国建設業協会（全建、近藤晴貞会長）の全国会長会議が20日、都内で開かれた。10月に行われた地域懇談会・ブロック会議で出された意見を集約し「国土強靭化・社会資本整備を着実に推進し、地域建設業がその社会的使命をこれからも果たしていくために」と題した要望書にまとめ、会議終了後に正副会長が全建の総意として赤羽一嘉国土交通大臣、自民党3役をはじめとする関係者に陳情活動を行った。
近藤会長は、先の記録的な豪雨による自然災害に触れ「地域の建設業は地域の守り手としての果たす役割が重要性を増している」と強調。さらに「全建としても地域建設業の経営安定化、処遇改善に全力で取り組んでいく」と力を込めた。
来賓としてあいさつした脇雅史顧問は「地域の建設業者いかに役立っているのか認識を広めていく必要がある」と述べた。
会議では同要望書のほか、ブロック会議で提案された議題、建設キャリアアップシステムの運営状況、手すり先行工法等の義務化の動きなどが議事として取り上げられた。
