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【統計調査】 10月の建設工事受注高は3カ月連続減少
2019/12/10建設時事
建設メール
国土交通省がまとめた2019年10月分の建設工事受注動態統計調査報告によると、受注高は6兆6549億円で前年同月比1・2％減となり、3カ月連続で減少した。
元請受注高は4兆2150億円で前年同月比5・6％減、3カ月連続の減少に。下請受注高は2兆4399億円で同比7・6％増、10カ月連続の増加となった。
1件500万円以上の公共機関からの受注工事額は前年同月比2・1％増の1兆3347億円で8カ月連続増加した。国の機関は全て増加、地方の機関は地方公営企業を除いて減少となり、都道府県は8カ月ぶり、市区町村は10カ月ぶりに減少に転じた。
民間は、建築・建築設備工事の1件5億円以上の工事受注額は大規模な再開発事業などがあって前年同月比9・3％増となり、3カ月ぶりに増加した。土木・機械装置等工事は1件500万円以上の工事が前年同月比で10・3％減となり、2カ月連続の減少だった。
業種別では前年同月比で総合工事業が3カ月連続、設備工事業は2カ月連続で減少したが、職別工事業は前月の減少から再び増加している。
