見たもん勝ち ～建設業応援団～
【都中建・賀詞交歓会】 山口会長「働き方改革の具体化進める」
2020/01/08業界動向
建設メール
東京都中小建設業協会は8日、新宿ワシントンホテル新館で「2020年賀詞交歓会」を開催し、70人が集まった。あいさつに立った山口巖会長は「改正労働基準法も施行になり、いよいよ働き方改革の具体化を進めなければならない。協会としても説明会を開催し、中小建設業にとっての問題点を話し合ってきた。全会員に影響することなので、一つ一つ議論し解決策を見つけてまいりたい」と年頭に当たり方針を述べた。 山口会長は、まず「7月にはいよいよ世紀の大事業オリンピック・パラリンピック東京大会が始まる。私たちも都民の一人として大会の成功を心から願う。協会としても昨年からスムーズビズ運動に参加し、工事施工が交通の支障とならないよう最大限の努力を続けている」と切り出した。続けて「入札制度の改正も問題をはらみながら進んでいるが、2月には財務局との意見交換会も予定されているので、さらに平準化や地域制の件について問題提起をしてまいりたい」と意欲を見せた。
乾杯は渡邊裕之副会長が発声。直前に都庁へ出向いたことに触れ「これから東京都とも、働き方改革を含めて密接にいろいろな協議をしていかなければならない。東京オリンピック・パラリンピック大会についても、東京に位置するわが協会も協力していきたい」と発言し、懇談に入った。
