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【CCUS】 登録基幹技能者へ早期の登録促す
2020/01/22建設時事
建設メール
登録基幹技能者が建設キャリアアップシステム（CCUS）へ技能者登録した際に、能力評価基準のレベル4に相当するゴールドカードが交付される特例措置が年度内に終了する。国土交通省は、登録基幹技能者講習実施機関である35職種の50団体に対して、登録基幹技能者へ個別に呼び掛けるなど、早期にCCUSへの技能者登録を行うよう周知徹底を求める事務連絡を行った。
建設技能者の能力評価制度では、登録基幹技能者講習実施機関が年度内に能力評価基準を策定し、国交省から認定を受けることになっている。現在、登録基幹技能者が技能者登録を行った場合、運営主体の建設業振興基金からゴールドカードの交付を受けるとともに、能力評価制度でレベル4の評価を受けた者として取り扱われているところ。
この取り扱いは能力評価基準が策定されるまでの間、特例的に行われてきたが、2020年度以降は登録基幹技能者が技能者登録を申請すると、まずはホワイトカード（レベル1）の交付を受けることになる。その上でゴールドカード（レベル4）へのカード更新を希望する場合には別途、能力評価の申請手続きを行うため、評価手数料とカード更新手数料が必要となる。
約7万人の登録基幹技能者に対し、現段階でゴールドカードが交付されているのは約1万7000人にとどまる。現状では年度内に技能者登録を行えばゴールドカードを取得できることから、未登録の登録基幹技能者は手続きを急ぐ必要がありそうだ。
