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【建設業法施行令】 政令改正で第一次検定合格者に「技士補」の称号
2020/05/22建設時事
建設メール
政府は22日、来年4月1日からの改正建設業法一部施行に伴う同法施行令の政令改正を閣議決定した。施工管理技術検定の見直しに伴う改正が対象となり、技術検定合格者のうち、第一次検定合格者は「技士補」、第二次検定合格者には「技士」の称号を与える。
また技術検定の受験手数料について、受験者数の減少や試験回数・会場数の追加に伴う支出の増加により受験者一人当たりの費用が増えたことなどを踏まえ、引き上げを行う。対象は、電気通信工事施工管理を除く6種目。例えば1級建築の場合、手数料は現行の学科・実地試験は各9400円だが、第一次・第二次検定は各1万800円となり、2級建築は現行の学科・実施試験の各4700円が、第一次・第二次検定は各5400円に変わる。
併せて技術検定の受験資格も定めており、1級・2級ともに従来の学科試験は第一次検定に、実地試験は第二次検定にそれぞれ引き継がれる。経過措置としては、2021年3月31日までに1級または2級の学科試験に合格し、同年4月の時点で学科試験の免除を受けている場合は、免除される期間内に限り改正後の1級または2級の第二次検定の受験資格を有すると見なす。
他にも検定種目のうち、「建設機械施工」の名称を「建設機械施工管理」に変更する。
なお、本年10月1日施行分の政令改正は今月15日に閣議決定されている。
