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【新型コロナ対応】 登録基幹技能者講習の自粛要請を解除
2020/06/04建設時事
建設メール
国土交通省は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大を踏まえて登録基幹技能者講習実施機関に求めていた講習会実施の自粛要請を解除した。開催に当たっては、政府の感染症対策本部が示すイベント開催期限の段階的緩和の目安をはじめ、国や都道府県からの要請等に十分留意しつつ、講習会場で感染防止の取り組みを実施するよう関係団体へ通知している。6月中には5団体程度が講習会を開く見込みだ。
国交省建設市場整備課の小笠原憲一課長は、緊急事態宣言は解除されたものの感染リスクは続いているとし「感染拡大はどこでも起こり得るという前提に立って、緊張感を持って講習会の実施運営に当たっていただきたい」と呼び掛けている。
また、登録基幹技能者の講習修了証の有効期限を9月30日まで延長する特例措置は、引き続き有効とする。登録基幹技能者が建設キャリアアップシステムへ技能者登録した際に、能力評価基準のレベル4に相当するゴールドカードを交付する特例措置の期間も9月30日まで延長している。
なお登録基幹技能者講習制度では、5年ごとの更新により能力を担保している。
