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【日建連の受注調査】 8月は前年同月比21・4％増加
2020/09/29業界動向
建設メール
日本建設業連合会（日建連）は29日、2020年8月の会員企業（95社）受注調査結果を公表した。受注額総額は8770億円で、前年同月比21・4％増加した。前年同月比がプラスになるのは3月以来で、前年が29・3％減の大幅な減少だったため、その反動が表れた。4月からの合計は4兆2000億円で、11・3％減となった。
8月の発注者別内訳をみると、国内では民間は6610億円（42・6％増）、官公庁は2050億円で10・6％減と不調だった。海外は60億円で71・3％減と大幅に減った。
発注者別では、民間製造業で「その他機械」が255・7％増と大きな伸びを示した。非製造業は住宅・文化施設・物流施設整備を行う「不動産業」が174・1％増と大幅増に。官公庁は「政府関連企業」が28・7％増で、それ以外は全て減少した。
工事別では、建築が32・3％増、土木は0・9％増。特に民間は建築46・5％増、土木25％増とともに好調だった。
地域ブロック別では、増加したのは東北（14・8％増）、関東（44・3％増）、近畿（71・6％増）、中国（22％増）、四国（94・6％増）だった。
