見たもん勝ち ～建設業応援団～
【建コン協】 各社の手引きに／コロナ対策ガイドライン例示
2020/10/09業界動向
建設メール
建設コンサルタンツ協会関東支部は9日、「新型コロナウイルス感染対策ガイドライン（例）」をまとめた。会員各社がガイドラインを作成する際の手引きとなるよう、予防と感染発生時の対応等について示している。
建設コンサルタント業務は、新型コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言下においても「継続すべき業務」として位置付けられ、社会インフラ事業に遅れが生じないように、積極的な感染防止対策が求められている。
取りまとめに当たっては、行政からの通知や指導をはじめ各方面の知見と情報に基づき、現時点で最善と思われる基本的な考え方と対策を、関東支部総務部会が主体となり進めた。加えて実践的な対応が容易となるよう、情報発信や記録のための様式も添付している。
感染対策の柱としては①マスク着用、手洗いなどの「基本的感染予防策の徹底」②イベント、懇親会、移動時間などといった「感染機会の抑制」③重症化しやすい人等への「健康管理と感染の早期発見」④その後の事業継続など「感染時またはその疑いが発生した時の対応」⑤対策本部設置といった「感染対策の推進体制」―を掲げ、それぞれ詳細を盛り込んだ。
なお、前文では「ひとりでも多くの方々が互いに協力し合い、ひとり一人が主体的に感染予防に取組むことによってこの難局を乗り越えて行けることを心より願う」と記している。
