見たもん勝ち ～建設業応援団～
【日建協】 20年度出前講座で学生に建設産業の魅力伝える
2020/10/09業界動向
建設メール
建設産業の次世代を担う学生に、産業の魅力を伝えたい！
日本建設産業職員労働組合協議会（日建協、鈴木誠一議長）は1日に2020年度の日建協出前講座をスタート。法政大学デザイン工学部都市環境工学科の学生80人がオンラインを利用して参加した。
講座では、まず日本建設業連合会（日建連）の永山貴一広報部長が「建設産業の実情や働き方改革、女性活躍、新型コロナ感染予防対策などの取り組み」について講義し、建設産業を志望する学生たちに理解を深めてもらった。続いて西松建設職員組合の森本知三氏が、建設産業およびゼネコンの仕事を説明。自身の体験や若手社員の1日の行動などゼネコンの魅力についても語った。
出前講座は今後、関東地区では11月5日に東京都市大学工学部（東京都世田谷区・世田谷キャンパス。ウェブ併用）、同13日に東洋大学理工学部（埼玉県川越市 川越キャンパス）で予定する。
鈴木議長は「労働時間や休日に関して不安を抱えている学生が多いと感じるので、出前講座を通じて、労働環境の改善が進められている建設産業の現状を知ってもらいたい。また、若手の業務内容やものづくりの魅力、社会的役割を正しく伝え、一人でも入職希望者が増えることを切に望むととともに、就職前のイメージと現実とのギャップによる離職を少しでも減らせるよう続けていきたい」と講座の成果に期待を寄せる。
