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【施工管理技術検定】 1級の管、造園、電気通信工事で学科合格者決まる
2020/10/15積算・資格news
建設メール
全国建設研修センターが管工事、造園、電気通信工事の職種を対象に9月13日に実施した2020年度1級施工管理技術検定「学科試験」の合格者が15日に発表された。管工事と造園では女性合格者比率が統計データが残る03年度以降では最大となった。
管工事は1万3531人が受験して4738人が合格、合格率は35・0％となった。合格基準は60問中36問以上の正解だった。合格者のうち、2級管工事施工管理技術検定合格者は35・0％。合格者の年齢は30歳～34歳が18・8％で最多に。男女別では男性が94・1％と大半を占め、女性は5・9％だった。
また、造園では2974人の受験者のうち1178人が合格、合格率は39・6％だった。合格基準は65問中39問以上の正解となった。合格者のうち、2級造園施工管理技術検定合格者が44・1％を占めた。合格者の年齢は40歳～44歳が18・8％で最も多かった。男女比は男性が85・6％、女性は14・4％だった。
昨年度から始まった電気通信工事の試験は8532人が受験し、合格者は4190人、合格率は49・1％に。合格基準は60問中36問以上の正解。合格者のうち、2級電気通信工事施工管理技術検定合格者は3・5％だった。合格者の年齢は45歳～49歳が25・8％で最多となっている。男女比は男性が99・1％、女性は0・9％。
「学科試験」の合格者が12月6日実施の「実地試験」に合格すると、1級管工事・造園・電気通信工事施工管理技士の称号が与えられ、現場の監理技術者や主任技術者等として職務を行うことができるようになる。
