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【関東整備局】 アドバイザー制度創設しICT施工推進へ
2020/10/22建設時事
関東地整発
関東地方整備局はICT施工を推進するためのアドバイザー制度を創設した。地域の施工者や発注者が持つ活用時の疑問点、技術選定の課題などに対する助言および技術指導を行う役割を担う制度で、ICTアドバイザーの募集を今月26日～11月27日の期間で受け付ける。
募集対象は、工事または関連業務におけるICT施工の実績（元請け、下請け）やICT施工に関するアドバイス、普及・支援活動などの実績を持つ行政機関、法人・団体。
アドバイザーの活動内容は、①3次元計測の助言・指導②3次元データ作成の助言・指導③ICT建設機械による施工の助言・指導④3次元施工管理の助言・指導⑤総合マネジメント⑥ICT施工の研修・講習会への協力―で、支援を必要とする者の依頼を受けて実施する。
希望者は必要書類に実績を確認できる資料を添付し、メールまたは郵送で提出する。アドバイザーの認定は整備局i－Con推進本部ICT施工技術推進部会長が審査。認められた者には認定書を交付し、バッジを授与する。
ICTアドバイザーは整備局のホームページに名簿が公表される。助言・指導が必要な施工者または発注者は、直接依頼を行う。料金は基本無料だが、費用などが発生した場合は依頼者とアドバイザーの間で解決する。
なお、ICTアドバイザー制度と同時にICT施工に関する疑問や相談を受け付ける「メールセンター」を設置するほか、施工者希望Ⅱ型の「3Dチャレンジ型」の試行も継続している。
