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【20年度第3次補正予算】 文科省は学校施設整備に2365億円
2020/12/16建設時事
建設メール
政府の2020年度第3次補正予算案のうち、文部科学省関係では防災・減災、国土強靱化の推進に向けた安全・安心の確保として学校施設等の整備に2365億円を計上するなど、予算規模は1兆1830億円となった。学校施設の整備では衛生環境改善や耐震対策、老朽化対策、防災機能強化等を推進する方針で、内訳は▽公立学校等に1305億円▽国立大学・高専等に670億円▽私立学校に95億円▽認定こども園に150億円▽独立行政法人等に72億円▽文化財の防火・防災対策に72億円。また研究開発法人の安全確保には54億円、学校施設等の災害復旧には58億円を充てる。
GIGAスクール構想の拡充等ICT環境の整備では259億円を投入し、ICT活用による子どもたちの学びを保障できる環境の早急な実現や幼稚園のICT環境整備推進を図る。
他にも「スマート専門学校」の実現に向けたデジタル化対応産業教育装置の整備に274億円、国立大学等における教育研究基盤の強化等に234億円、世界レベルの研究基盤を構築するための大学ファンド創設に5000億円、研究環境のデジタル・トランスフォーメーションの推進に173億円などを盛り込んだ。
