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【日建連】 4週6閉所は72％に増加／20年度上期週休二日実現行動計画
2020/12/23業界動向
建設メール
日本建設業連合会（日建連）は「週休二日実現行動計画」の2020年度上半期フォローアップ報告書を公表した。全事業所の閉所状況は「4週6閉所以上」が72・4％（前年同期比68・5％）、「4週8閉所以上」は37・9％（同30％）で、いずれも増えている。日建連では「コロナ禍の影響で上期は休日が増えた傾向となったが、そのしわ寄せが下期に表れる可能性があり、コロナ禍はプラスに働いたか、マイナスに働いたかは判断しづらい」と分析している。
土日閉所を基本とした作業所では、4週8閉所以上は41・3％、4週6閉所は76・5％となっている。
対象事業所を土木と建築に分けると、土木の4週8閉所以上は44・1％（前年度上期36・7％）、4週6閉所は78・7％（同74・4％）。建築の4週8閉所以上は31・9％（同23・9％）、4週6閉所は66・3％（同63・2％）と改善は見られるものの、依然として建築工事の閉所率がまだまだ低い状態だ。
日建連は「全体、土木、建築とも4週8閉所、4週6閉所の割合が着実に増加している。今後も行動計画に掲げる21年度末までに4週8閉所の実現に向けて、取り組みを推進する」としている。
