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【試験】 2級土木施工管理検定の合格者は女性比率が3年連続で10％超える
2021/02/03積算・資格news
建設メール
全国建設研修センターが昨年10月25日に実施した2020年度2級土木施工管理技術検定の合格者が3日に発表された。土木の学科試験は1万9968人が受験し、1万4488人が合格、合格率は72・6％だった。土木の実地試験は3万437人が受験、1万2852人が合格し、合格率は42・2％となっている。合格者数、合格率はいずれも前年を上回った。実地試験合格者の男女別内訳は男性が88・8％、女性が11・2％。年齢は25歳未満が22・5％で最多だった。近年、合格者に占める女性の割合が増加する中、18年度に初めて女性比率が10％を超えて以来、3年連続で10％以上となっている。
鋼構造物塗装の学科試験は受験者が334人で142人が合格、合格率は42・5％。実地試験は434人が受験、116人が合格し、合格率は26・7％となった。
薬液注入の学科試験は101人が受験、72人が合格し、合格率は71・3％に。実地試験は139人が受験、46人が合格しており、合格率は33・1％だった。
実地試験の合格者は、所定の手続きを経て「2級土木施工管理技士」と称することができる。また、本年度の学科・実地同日試験の受験者のうち、学科試験のみ合格者は、21年度2級土木施工管理技術検定試験において「第1次検定」が免除となり、直接「第2次検定」を受験することができる。
なお、21年度からは新制度に基づく試験が行われる。
