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【建コン・地質・補償】 登録規程改正し4月から提出書類簡素化
2021/02/25建設時事
建設メール
国土交通省は、建設コンサルタント、地質調査業者、補償コンサルタントの登録規程に関する告示を一部改正し、4月から現況報告書等の提出書類を簡素化する。2019年度には、測量業において事業年度ごとに提出を求めている財務関係の書類提出を簡素化しており、建設コンサルタントや地質調査業、補償コンサルタントでも負担軽減を求める要望が多かったため、見直しを図る。
改正内容のうち、賃借対照表と損益計算書の様式は申請者が法人である場合は廃止し、従前の賃借対照表と損益計算書における勘定科目を合計した項目を記載した一覧表と申請者が作成する会社法の規定に基づく既存の賃借対照表と損益計算書を添付させる。財務事項一覧表も必要な改正を行う。また、株主資本等変動計算書および注記表は廃止する。一覧表様式の作成に伴う簡素化の効果としては、建設コンサルタントと地質調査業の場合、賃借対照表と損益計算書で合計9枚必要だったものが1枚に減る。
なお、改正告示の施行に当たっては、4月の施行後も当分の間は旧様式を修正して使用できるよう経過措置を設ける。
