見たもん勝ち ～建設業応援団～
【日建協】 新議長に角真也氏が就任／第98回定期大会で新役員選出
2021/08/03業界動向
建設メール
 |
|
新任あいさつを行う角議長
|
日本建設産業職員労働組合協議会（日建協）は3日、都内のホテルラングウッドで第98回定期大会を開催した。スローガンは「心を合わせて実現しよう 誰もが働き続けたいと思える 魅力にあふれた建設産業を」。任期満了に伴う役員改選では、新議長に角真也氏（五洋建設労働組合）、副議長に長野孝丸氏（安藤・間職員組合）と髙島綾香氏（西松建設職員組合）が就任した。昨年と同様に、会場での参加とウェブでの参加を併用。議案では2021年度活動方針等を決議した。
就任に当たり角議長は「2021年執行部の一員として、重責を託されましたことに対して、改めて身の引き締まる思い」と切り出し「執行部一同、その役割を全うできるように、これまでにも増して、つながりを大切にした活動を行っていきたい」とあいさつした。
21年度事業については「産業政策活動と加盟組合支援を二本柱とし、ニューノーマルを常に模索しつつ、人と人とのつながりを大切に、絆を実感できる、誰も取り残さない組合活動を実践したい」と方針を語り、具体的には「産業政策活動は政策提言を重点に捉え、行政機関や業界団体に意見発信していく。加盟組合支援では4週8閉所ステップアップ運動、働き方改革への対応、賃金交渉に注力する」と今後の方向性を示した。
