見たもん勝ち ～建設業応援団～
【試験】 機械施工管理技術検定の第一次検定合格者決まる
2021/08/04積算・資格news
建設メール
日本建設機械施工協会が6月20日に全国10地区・14会場で行った、本年度の1級・2級建設機械施工技術検定試験「第一次検定」の合格者が4日に発表された。建設業法改正による技術検定制度の再編後、初の試験となり、1級は2337人が受験し、621人が合格。合格率は26・6％だった。2級は7264人の受験者のうち延べ3970人が合格しており、合格率は54・7％となっている。合格基準は1級が満点の56％以上、2級が満点の60％以上。
1級・2級第一次検定の合格者には、新たに「建設機械施工管理技士補」の称号が付与される。また、1級の第一次検定に合格した建設機械施工管理技士補のうち、主任技術者の資格を有する者は監理技術者補佐として早期に責任のある立場で現場の施工管理に携わることができるようになる。第二次検定のうち、筆記試験は第一次検定と同時に実施しており、8月下旬から9月中旬にかけて行う実技試験の結果を加えて第二次検定の合否が判定される。第二次検定の結果は11月18日に発表する。
第一次検定の合格者は40～44歳が21・3％と最多で、男女比は男性が98・6％、女性が1・4％に。第二次検定の合格者も40～44歳が17・0％で最も多く、男性が97・0％、女性が3・0％を占めた。
