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【関東整備局就任インタビュー】 安邊英明総務部長「職員が力を出せる環境を」
2021/08/30インタビュー
建設メール
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就任の抱負を述べる安邊部長
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関東地方整備局の安邊英明総務部長は「首都圏という重要な地域を担当し、組織の規模も大きいので身の引き締まる思いだ。総務部として『組織の下支え』をしっかりと行いたい」と抱負を語る。特に注力したい仕事の分野として「職員一人一人が持てる力を十分に出せる環境づくりにつながるワークライフバランスの維持が中心となる」と話す。
地方整備局への着任は2014～16年の東北地方整備局以来5年ぶり。関東の勤務は初めてで「国の中枢を担っている地域で、組織のまとまりを感じる。コロナ禍で現場回りができていないが、早めに各部署の状況を把握したい」と意気込む。
総務DX（デジタル・トランスフォーメーション）の推進では「職員の福利厚生や生活を支える上で、総務の仕事は重要となる。デジタル化の一面は総務部職員の業務改善につながり、整備局全体では将来にわたり効率化したデジタルデータが残る」と説明。続けて「業務改善への取り組むことが『組織の下支え』になる」との認識を示した。
思い出に残る仕事は、東北地方整備局の建政部長時代に「東日本大震災からの復興で高台移転、区画整理や新しいまちづくりを手伝った。少しでも被災された方々の力になれたことが良い経験となった」と振り返る。
座右の銘は「千里の道も一歩から。最初の一歩を踏み出すのが大切」。趣味は読書で、司馬遼太郎や山本周五郎の歴史小説をよく読む。
【略歴】あべ・ひであき
1991年北海道大学大学院環境科学研究科（環境計画専攻）修了、同年国土庁計画・調整局計画課採用。金沢市建設部担当部長、国交省都市・地域整備局企画課企画専門官、都市局都市計画課開発企画調査室長、東北地方整備局建政部長などを経て7月1日から現職。55歳。大分県豊後高田市出身。
