見たもん勝ち ～建設業応援団～
【ゼネコン16社】 ロボット・IoT分野で技術連携／建設RXコンソーシアム設立
2021/09/24業界動向
建設メール
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建設業界全体の生産性や魅力の向上をより一層強力に推進することを目的に、ゼネコン16社が建設施工ロボット・IoT（モノのインターネット）分野で技術連携を図るため、コンソーシアムを設立した。名称は、デジタル・トランスフォーメーション（DX）になぞらえて、ロボット変革（ロボティクス・トランスフォーメーション、RX）の意味を込めて「建設RXコンソーシアム」とし、22日に発足した。
幹事社は、鹿島、清水建設、竹中工務店の3社。会員企業として、淺沼組、安藤ハザマ、奥村組、熊谷組、鴻池組、錢高組、鉄建建設、東急建設、戸田建設、西松建設、長谷工コーポレーション、フジタ、前田建設工業の13社が参画する。
日本の建設業界を担う企業とそれに協力・支援する企業が自主性を尊重しつつ、施工に活用する技術開発や利用促進を協働することで、技術開発のコスト削減、リスク分散、開発期間の短縮を図り、普及を加速させる。
技術連携の対象は、施工関連技術のうちロボット・IoT、アプリ等に関する共同研究開発で、新規開発、改良、実用化、技術開発に伴う技術の実施許諾を含んだものとする。
コンソーシアムでは、取り組みを通じて労働力不足の解消や作業現場の生産性・安全性向上、コスト削減など建設業界共通の課題解決につなげていく。成果は積極的に発信し、技術連携の輪を拡充する意向で、他の企業にも参加を呼び掛けることにしている。
