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再任の斉藤国交相「現場の声に耳を傾け、気を引き締める」
2021/11/11建設時事
建設メール
10日に発足した第2次岸田内閣で再任が決まった斉藤鉄夫国土交通大臣（水循環政策担当）は「現場の声にしっかりと耳を傾け、気を引き締めて取り組む」とコメントした。特に注力する課題としては、まず防災・減災、国土強靱化の推進や盛り土による災害の防止、線状降水帯の予測精度の向上、通学路等における交通安全対策、戦略的海上保安体制の構築といった「国民の安全・安心の確保」を挙げた。
また、危機に瀕する公共交通や観光の維持・確保、社会資本の戦略的・計画的な整備、国土交通分野におけるカーボンニュートラルやデジタル・トランスフォーメーション（DX）の推進など「コロナ禍からの社会経済活動の確実な回復と経済の好循環の実現」にも取り組むとした。
さらに、バリアフリー化の推進、子育て支援の充実、コンパクトで歩いて暮らせるまちづくりや住生活環境の充実といった「活力ある地方創りと、分散型の国づくり」にも注力する考えを示した。
斉藤大臣は「ポストコロナの新たな経済社会に転換していくことがいよいよ急務となっており、その実現に向けて、気持ちを新たに国土交通省として総力を挙げて取り組んでまいりたい」と決意を新たにした。
