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【農水省当初予算案】 22年度の公共事業費は6981億円を計上
2021/12/24建設時事
建設メール
政府が24日に閣議決定した2022年度当初予算案のうち、農林水産省関係の予算によると、公共事業費は対前年度当初比3億円増の約6981億円で、前年度と同水準を確保した。内訳は一般公共事業費が同比2億円増の約6782億円、災害復旧等事業費が同比2億円増の約200億円となる。農業農村整備、林野公共、水産基盤整備の関係はいずれも前年度比で0・1％増、海岸は27・7％増としたものの、農山漁村地域整備交付金は2・9％減となった。
当初予算案の重点事項に位置付けられた、競争力強化・国土強靱化のための農業農村整備の計画的な推進では、農業農村整備事業に3322億円、農地耕作条件改善事業に248億円、農業水路等長寿命化・防災減災事業に254億円、農山漁村地域整備交付金に784億円などを配分。その他の主な公共事業では、森林整備事業に1248億円、治山事業に620億円、水産基盤整備事業に727億円などを盛り込んだ。
防災・減災、国土強靱化推進の関係事業費は21年度補正予算に計上しており、当初予算では措置していない。
