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【施工管理技術】 1級土木の「第二次検定」は9732人が合格
2022/01/14積算・資格news
建設メール
全国建設研修センターは14日、2021年度の1級土木施工管理技術検定「第二次検定」の合格者を発表した。昨年10月2日に全国13地区35会場で2万6558人が参加した試験の合格者は9732人。合格率は36・6％だった。合格者に占める2級土木施工管理技術検定合格者の割合は47・8％となっている。
合格者のうち、勤務先は知事許可土木が40・5％、大臣許可土木が29・9％に。学歴別では大学が47・1％で最も多く、高等学校が35・6％と続いた。男女別では男性が91・3％、女性は8・7％だった。
第二次検定の合格者には、1級土木施工管理技士の称号が与えられ、現場の監理技術者や主任技術者等として職務を行うことができるようになる。
◎2級の4職種も「第一次検定（後期）」合格者決まる
全国建設研修センターが土木、管工事、造園、電気通信工事の4職種を対象に、昨年実施した2021年度2級施工管理技術検定「第一次検定（後期）」の合格者が14日に発表された。
土木のうち、種別「土木」は1万1024人が受験して7816人が合格し、合格率は70・9％で、高校生の合格者は3327人。種別「鋼構造物塗装」は40人の受験者のうち23人が合格、合格率は57・5％に。種別「薬液注入」は受験した5人が全員合格した。種別「土木」の合格者は、21歳未満が57・5％で半数以上を占めた。男女比は男性86・6％、女性が13・4％。
管工事は、2510人が受験して1360人が合格、合格率は54・2％となった。合格者の年齢は21歳～24歳が27・4％で最多に。高校生は76人。男女別では男性が84・1％、女性は15・9％。
造園では、806人の受験者のうち367人が合格、合格率は45・5％だった。合格者の年齢は21歳未満が44・4％で最も多かった。高校生は4人。男女比は男性が74・4％、女性は25・6％となる。
電気通信工事の試験は817人が受験し、合格者は562人、合格率は68・8％に。合格者の年齢は45歳～49歳が15・5％で最多となっている。高校生は63人だった。男女比は男性が97・0％、女性は3・0％。
第一次検定の合格者は、所定の手続きを行うことで国土交通大臣から合格証明書が交付され、それぞれ2級施工管理技士補と称することができる。また必要な実務経験を有していれば、第二次検定の受験が可能になる。
