見たもん勝ち ～建設業応援団～
【入札契約改善推進】 支援案件の募集始まる／3日にWEB説明会も
2022/02/01建設時事
建設メール
国土交通省は、2022年度の「入札契約改善推進事業」の支援案件募集を今月から開始した。多様な入札契約方式の導入・活用や発注方式の工夫、平準化、ダンピング対策といった地方自治体が抱える入札契約制度の課題改善を支援するもので、採択された自治体には例年と同様に専門家を派遣し、課題の整理、入札契約方式等の検討、必要となる諸手続きの支援などを行う。3日にはWEB説明会を開く。
都道府県または市区町村が実施する全ての公共工事が対象で、国交省所管事業である必要はない。今月25日まで応募を受け付け、3月中旬にも支援事業を決める。新年度に行う支援事業者の選定を経て5月中旬から具体的な支援に入る見通しだ。支援事業者の派遣費用は国交省が負担する。
本年度は、岡山県の公共工事入札契約改善勉強会、奈良県葛城市の入札契約適正化の検討に対して支援を行っている。国交省では、同じ様な悩みを抱える自治体の課題解決や新たな取り組みの実施につなげてもらうために、支援の成果を今後公表する。
WEB説明会はズームを活用し、3日の午後2時から30分程度で開催する。事前の参加申し込みは不要だが、参加定員は先着順で500人。民間の業者を含めて誰でも参加できる。アドレスは、https://zoom.us/j/83851929885で、開始30分前から入室可能となる。
