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【22年度予算案】 群馬県の投資的経費は1・3％増の894億円
2022/02/07建設時事
建設メール
群馬県の2022年度当初予算案の概要が明らかになった。一般会計総額は対前年度比7・0％増の8187億600万円。うち投資的経費は894億8608万5000円で同比11億4460万5000円増、1・3％の増加となっている。新型コロナウイルス感染症の影響による財政状況を受けて引き続き公共事業費は抑制されているものの、防災・減災対策に関しては重点的に予算を確保している。
山本一太知事は当初予算案について「新・群馬県総合計画を着実に進め、新たな展開のスタートの年、新たな飛躍への一歩を踏み出す年として、新たな取り組みに力を入れた予算編成となっている」と説明。また、公共事業費の現状について「安定的かつ継続的に予算を付けていくことがポイントとなる」と話した。
重点施策の一つに「Next Leap2022～飛躍の新たな一歩～」を掲げ、災害レジリエンス№1の実現に向け、水害・防災などの整備事業に総額295億6136万9000円を計上した。3か年レジリエンス戦略に2億円、5か年レジリエンスに16億6500万円を投入。また、防災インフラの整備・避難のサポートとして276億9487万円を確保する。
産業団地整備では、東毛にあるL地区の新規事業化などを団地造成事業会計で42億2500万円、債務負担行為で限度額27億3100万円を設定する。浅間家畜育成牧場の各種整備には2月補正予算を含む5億6740万円を追加し、施設整備を進める。新規事業としては、県立赤城公園整備や倉賀野町交番の移設新築などに予算を配分。ビジョンで描いた20年後を実現するために各種施策を推進する。
