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【建機認定】 次期燃費基準でホイールクレーンも対象に
2022/02/17建設時事
建設メール
国土交通省は、油圧ショベル、ブルドーザー、ホイールローダーの次期燃費基準値（2030年基準値）を策定するとともに、燃費基準達成建設機械の認定に関する規程を改正した。4月からはホイールクレーンについても認定を開始する。また、同規程に基づく届出書等の様式中で定められている押印の省略も決めた。
燃費基準達成建設機械の認定制度は、建設機械から排出されるCO2の削減が目的で、燃費性能に優れた機械を認定し、普及促進を図るとともに建設機械メーカーと建設業者による自発的な活動実施を促していく。
燃費基準の対象とする建設機械は、CO2排出寄与率が高い▽油圧ショベル（0・085立方m以上1・7立方m未満）▽ブルドーザー（19kW以上300kW未満）▽ホイールローダー（40kW以上230kW未満）▽ホイールクレーン（最大吊り荷重4・9トン以上150トン未満）―の4機種で、建機全体の約75％を占める。ホイールクレーン以外は、それぞれ30年燃費基準値を設定している。
なお、燃料消費量評価値の測定方法は、日本建設機械施工協会が定める建設機械分野の団体規格であるJCMAS試験により行う。
