【建設労働需給】 8月は左官の不足率大きく
2016/09/27建設時事
建設メール
国土交通省が8月に実施した建設労働需給調査の結果、過不足率は全国の8職種全体で0・9%の不足となり、前月比で不足幅が縮小した。ただ8職種全てが不足傾向にあり、左官の不足率が最も大きく2・2%だった。対前年比の過不足率では、鉄筋工(建築)の不足率が大幅に増えた。
地域別では北陸と近畿の技能労働者が過剰で、それ以外の地域では不足傾向だった。今後の労働者確保の見通しについては全国・東北地域ともに「普通」となっている。
残業・休日作業を実施している現場数は8職種で手持現場数の4・2%となり、前月比で微増に。主な理由では「前工程の工事遅延」「昼間時間帯時間の制約」「無理な受注」の順に多かった。