見たもん勝ち ～建設業応援団～
【企業情報】 建設業界の間接資材調達効率化へ新たな取り組み
2022/04/06特集企画／ＰＲ
建設メール
建設業界における間接資材調達の効率化、キャッシュレス化、物損保険の適用を実現する新しい取り組みが始まった。飛島建設とNTTグループが4月1日に設立したネクストフィールド、ジェーシービー、損害保険ジャパンの3社は、アマゾンが提供する法人・個人事業主向けのEコマース事業「Amazon ビジネス」と連携することで、建設業界のDX促進に向けた新たなサービスを開発、提供を開始した。
改正労働基準法に基づく時間外労働の上限規制が2024年4月から建設業でも適用される中、建設現場における資材等の調達は電話やメールでの注文、現金による調達といった旧態依然とした手段を用いた多くの手作業が発生。現金や紙の請求書のやり取りが行われることで、内勤の経理処理作業が多く発生するなど、業務効率化への課題が山積している。
そこで、建設業界のプラットフォームとして構築し、ネクストフィールドに提供されているサービス「e－Stand」に、建設現場での間接資材や材料の注文・配送、請求・決済、商品の破損等を補償する保険を連携させることで、商品発注の手間を大幅に削減させることにした。新サービスでは、①建設現場単位での調達が可能②キャッシュレス・ペーパーレス③受取商品の動産保険の適用―という3つの特徴がある。
今後は、建設業界の間接資材、建設資材、建設材料などを取り扱う各メーカー、企業とも連携し、調達の効率化を目指していく。
