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【統計調査】 2月の受注高は前年比6・9％増の7・8兆円に
2022/04/14建設時事
建設メール
国土交通省が公表した2022年2月分の建設工事受注動態統計調査報告によると、受注高は7兆8566億円で前年同月比6・9％増となった。元請け受注高は5兆1112億円で前年同月比7・5％増、下請け受注高は2兆7454億円で同比5・7％増に。元請け受注高のうち、民間等からの受注は3兆8589億円で、同比15・9％増と好調だった。
1件500万円以上の公共機関からの受注工事額は、前年同月比11・8％減の1兆1513億円。国の機関からの受注工事額は同比4・5％減の5385億円で、国以外は減少した。地方の機関からの受注工事額は同比17・3％減の6128億円と減少し、特に市区町村と地方公営企業が大幅に減っている。
民間は、建築・建築設備工事の1件5億円以上の工事受注額が前年同月比28・2％増の1兆2327億円で、不動産業の住宅や製造業の工場・発電所で大規模工事の受注があった。土木・機械装置等工事は、1件500万円以上の工事が同比17・9％増の6323億円となり、機械装置等工事の大規模案件の受注が大きく影響している。
業種別では、総合工事業が前年同月比6・3％増の4兆7115億円、職別工事業が同比16・0％増の1兆2372億円、設備工事業が同比3・0％増の1兆9078億円の内訳となる。
