見たもん勝ち ～建設業応援団～
【試験】 21年度下期の建設業経理士検定で合格者決まる
2022/05/12積算・資格news
建設メール
建設業振興基金は12日、3月13日に行った2021年度下期建設業経理士等検定試験の合格者を発表した。建設業経理士検定の合格者数は、1級の財務諸表が368人で合格率20・4％、財務分析が334人で合格率23・5％、原価計算が225人で合格率12・0％、合計では927人となった。2級は4163人が合格し、合格率は44・8％だった。下期の建設業経理士の延べ受験者数は1万4393人で、過去10回では下期として過去最高を記録し、特に女性受験者が8307人で前年同期比308人増と大幅に増加している。累計合格者数は1級が2万8479人、2級が33万2974人となった。
男女別に合格者を見ると、1級科目の延べ人数では男性が556人、女性が371人。2級合格者は男性が1446人、女性が2717人だった。前年同期と比べて女性の1級科目合格者数はやや減少したものの、女性の受験者数と2級合格者数がともに大幅に増加したことから、振興基金では「建設業で女性活躍を推し進めるための資格の一つと捉えられていることを示している」との見解を示した。
また、建設業経理事務士検定試験の合格者数は、3級が1171人で合格率58・3％、4級が144人で合格率は77・8％だった。累計合格者数は、3級が28万4352人、4級は21万3669人となる。
9月11日に実施する、22年度上期の建設業経理士検定試験（1級・2級）の申込期間は5月17日～6月16日まで。11月11日に合格者を発表する。
