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【首都高速道路】2050年の達成目指し「カーボンニュートラル戦略」策定
2022/05/30建設時事
建設メール
首都高速道路は、首都高グループとして2050年のカーボンニュートラル達成を目標とする「首都高カーボンニュートラル戦略」を策定した。同戦略により、第一段階として30年度に自動車交通からのCO2排出量を19年度比で3割減らす。また、事業活動に伴う排出量は5割削減を目標とし、50年のカーボンニュートラル達成と二段階の構想で3つの基本方針に基づき、12のリーディングプロジェクトを行う。
3つの基本方針は、①ネットワーク機能強化への新たなアプローチ②社会インフラ企業としての自助努力③グリーン社会との共創を設定。
12のリーディングプロジェクトは、▽既存のネットワークを賢く使う交通マネジメントの推進▽ネットワークの充実▽建設時・維持管理の環境負荷低減▽道路照明等事業活動の最大限の省エネルギー化▽業務用車両への次世代自動車導入実施▽企業活動におけるCO2・廃棄物の削減▽業務効率化のためのDXの戦略的導入▽新技術開発の推進▽環境配慮型PAの整備▽CO2吸収への取り組み▽次世代自動車普及のための環境整備▽沿道環境の改善―となる。
今後、ユーザーの快適性、安全性、効率的な交通の確保と両立したDX化イノベーションの導入を目指していく。
