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【日建連】 4週8閉所は38％に／21年度週休二日実現行動計画
2022/07/20業界動向
建設メール
日本建設業連合会（日建連）は、「週休二日実現行動計画」の2021年度通期フォローアップ報告書を公表した。閉所状況は、21年度末で「4週8閉所」は全体で37・9％の達成率となった。
調査対象は会員141社で、103社が回答した。事業所数は1万5244現場。請負額1億円以上または工期4カ月以上の事業所となる。
4週8閉所率は37・9％（前年度33・3％）、うち土日閉所を基本とした作業所では、4週8閉所以上は41・3％だった。土日閉所を基本としない作業所では、4週8閉所以上は25・5％。
土木と建築別では、土木の4週8閉所以上は50％（前年度40・3％）、建築の4週8閉所以上は28％（同26・5％）。4週8閉所以上の閉所率分布を見ても、土木は40～50％を中心に最頻値が広がっているが、建築は0～10％の企業が全体の約30％を占めている。
今回の結果を受け、宮本洋一会長は20日の会見で「3年前から週休2日実施に向け取り組んできたが、思わしくない結果となった。土木は4週8閉所の割合が増えたが、民間中心の建築は進んでいない。将来の担い手確保のためにも、国土交通省の力を借りながら民間に理解をしてもらえるように取り組みを強化したい」と危機感を募らせた。
