見たもん勝ち ～建設業応援団～
【岸田改造内閣が発足】 建設業界から歓迎と期待の声
2022/08/10業界動向
建設メール
岸田文雄首相が10日、第2次岸田改造内閣の顔触れを決め、斉藤鉄夫国土交通大臣が再任された。建設業界からは「新しい資本主義」の実現や業界が直面する課題への対応に向けた取り組みを期待する声や業界に精通する斉藤大臣の再任を歓迎するコメントが届いた。
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◎日本建設業連合会・宮本洋一会長「新しい資本主義実現へ期待」
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日建連・宮本会長
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日建連の宮本会長は「このたびの岸田改造内閣の発足を心より歓迎いたします。新内閣には安定した政権基盤のもと〝新しい資本主義〟の実現に向けて、変化に対してより強靱で持続可能な経済の再生に取り組んでいただきたい」と歓迎のコメントを発表した。
さらに「激甚化・頻発化する自然災害や加速するインフラ老朽化から国民の命と暮らしを守るための『防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策』の着実な推進と、足元の原材料価格の高騰等による景気の下振れリスクに対処するための新たな経済対策が必要。建設業界は、ICTの活用やDXの推進などによる生産性向上に努めており、十分な施工余力を有している」とした上で、今後策定される経済対策や2022年度補正予算、23年度当初予算では「切れ目のない十分な予算を確保し、社会資本整備の戦略的な推進と積極的な民間建設投資を促進していただくことを期待する」と要請。建設業界としても「引き続き公共事業をはじめとする建設事業を着実に遂行し、日本経済の再生に貢献してまいる所存」とした。
再任が決まった斉藤鉄夫国土交通大臣に対しても「斉藤大臣が再任されたことは誠に心強く、また喜ばしく受け止めています」と祝福。「5か年加速化対策」の着実な推進、建設業界にとって喫緊の課題である資材価格高騰の適正な価格転嫁、建設キャリアアップシステムの23年度からの完全実施など、引き続き斉藤大臣の強力なリーダーシップの発揮とともに、日建連としても「建設業の持続的な発展に向けて、会員企業が一丸となってさまざまな取り組みを積極的に推進し、安心・安全で豊かな国民生活に寄与するという社会的使命を果たしてまいりたい」との決意を示した。
◎全国建設業協会・奥村太加典会長「大変心強く思う」
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全建・奥村会長
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このたびの内閣改造において、建設産業について深いご理解をいただいている斉藤鉄夫国土交通大臣が再任されたことを、大変心強く思っております。
資材価格の高騰など厳しい経済環境の中ではありますが、地元の雇用や経済活動を支え、地域の守り手として安全・安心の確保を担う地域建設業が発展していけるよう、人材の確保・育成や働き方改革、生産性向上などの多岐にわたる重要課題の解決に向けた諸施策を展開していただくとともに、持続的・安定的な公共事業予算の確保や、豊かで活力ある地域づくりに配慮したより一層の取組みを期待しております。
全国建設業協会としましても、建設産業の再生と地域の活性化に向けて、斉藤大臣のリーダーシップの下、全力を尽くしてまいる所存です。
